創造でのビジネスをするための基本(試論)
第6回:ファンのつくり方④~キャラクターをつくれ!~
前回までは、「とりあえずあなたの好きなことをやったり、話したりしまくると、興味を持ってもらえるよ」ということを説明しました。
でも、これはあくまで興味を持ってもらうまで、です。彼らはファンの種ですが、育てなければ花は咲かないのです。
今回は花を咲かせる一つのアプローチとして、「あなたのキャラクターをつくってみましょうよ!」ということをお話しします。
ここで言うキャラクターというのは、作者の、つまりあなたのイメージです。とは言え、あなたはテレビタレントとは違いますのでキャラを「つくる」必要はありません。
ではどうするか。
考え方はいくつかあるでしょうが、私が比較的シンプルでいいなというものをご紹介しましょう。
今回紹介するのは「ブランド再生工場 間違いだらけのブランディングを正す」という本の考え方です。
ここでは内容を簡潔にまとめますね。
あなたには「他人に与えることが出来る利益」があります。これを“ベネフィット”と呼びます(ベネフィット=利益)。
そして、ベネフィットは二種類あります。
一つは、「機能ベネフィット」。行動や物理的な面でのベネフィットです。
もう一つが、「情緒ベネフィット」。感情面でのベネフィットです。
このベネフィットを導き出すための質問をします。答えを考えてみてください。
Q1:あなたの特技は何ですか?
Q2:他の人をどんないい気持ちに出来ますか?
Q1の答えがあなたの機能ベネフィットで、Q2の答えが情緒ベネフィットです。
そして出てきた2種類のベネフィットをうまく融合するイメージ(ブランディング・アイディア)を考えます。
このイメージが重要で、これをもう少し一般化したものがブランド・パーソナリティ、分かりやすく言えばあなたの「キャラクター」になります。
本の例を引用させていただくと、
【機能ベネフィット】
―「人の話をよく聞く。決して怒鳴らない」
【情緒ベネフィット】
―「何だかその気になってくる」
【ブランディング・アイディア】
―「いい人は役に立つ」
↓
【ブランド・パーソナリティ(キャラ)】
―自然体、仲間のお兄さん、軽く決断
という感じです。もっと詳しく知りたい方は本を読んでくださいませ。
でも、これはあくまで興味を持ってもらうまで、です。彼らはファンの種ですが、育てなければ花は咲かないのです。
今回は花を咲かせる一つのアプローチとして、「あなたのキャラクターをつくってみましょうよ!」ということをお話しします。
ここで言うキャラクターというのは、作者の、つまりあなたのイメージです。とは言え、あなたはテレビタレントとは違いますのでキャラを「つくる」必要はありません。
ではどうするか。
考え方はいくつかあるでしょうが、私が比較的シンプルでいいなというものをご紹介しましょう。
今回紹介するのは「ブランド再生工場 間違いだらけのブランディングを正す」という本の考え方です。
ここでは内容を簡潔にまとめますね。
あなたには「他人に与えることが出来る利益」があります。これを“ベネフィット”と呼びます(ベネフィット=利益)。
そして、ベネフィットは二種類あります。
一つは、「機能ベネフィット」。行動や物理的な面でのベネフィットです。
もう一つが、「情緒ベネフィット」。感情面でのベネフィットです。
このベネフィットを導き出すための質問をします。答えを考えてみてください。
Q1:あなたの特技は何ですか?
Q2:他の人をどんないい気持ちに出来ますか?
Q1の答えがあなたの機能ベネフィットで、Q2の答えが情緒ベネフィットです。
そして出てきた2種類のベネフィットをうまく融合するイメージ(ブランディング・アイディア)を考えます。
このイメージが重要で、これをもう少し一般化したものがブランド・パーソナリティ、分かりやすく言えばあなたの「キャラクター」になります。
本の例を引用させていただくと、
【機能ベネフィット】
―「人の話をよく聞く。決して怒鳴らない」
【情緒ベネフィット】
―「何だかその気になってくる」
【ブランディング・アイディア】
―「いい人は役に立つ」
↓
【ブランド・パーソナリティ(キャラ)】
―自然体、仲間のお兄さん、軽く決断
という感じです。もっと詳しく知りたい方は本を読んでくださいませ。
ブランド再生工場―間違いだらけのブランディングを正す (角川SSC新書 45) 中古価格 |
でも、どうしてキャラクターを設定する必要があるのか?
それはあなたの「好き」を効果的に伝えるためです。
伝える内容自体はあなたの好きなことやもので構いませんが、それを包むパッケージは考える必要があります。
例えば、中身がかわいい人形でも、箱にどくろが書いてあったら、人形好きな人が開ける可能性って低くなると思いませんか?
大体の場合で、好きなこととキャラクターは重なるのでそこまで神経質になる必要はありませんが、「こういう言い方や伝え方はしない」という基準をつくることにつながるので、やって損になる作業では無いはずです。
長くなったのでまとめますと、
☆あなたの「好き」を効果的に伝えるには、あなたの「キャラクター」に合った伝え方をすると良い。
→では、キャラクターはどう設定する?
●あなたの特技は何?
●あなたは他の人をどんな良い気持ちに出来る?
→この質問の答えをうまく融合するイメージを考える(ブランディング・アイディア)
→これをより一般的に「性格」や「ポジション」でとらえる(ブランディング・パーソナリティ)。
→それがあなたのキャラクター!!
という感じです。
次回は、このキャラクターを商品につなげるにはどうしたら良いかを考えます。
第5回へ 第7回へ
それはあなたの「好き」を効果的に伝えるためです。
伝える内容自体はあなたの好きなことやもので構いませんが、それを包むパッケージは考える必要があります。
例えば、中身がかわいい人形でも、箱にどくろが書いてあったら、人形好きな人が開ける可能性って低くなると思いませんか?
大体の場合で、好きなこととキャラクターは重なるのでそこまで神経質になる必要はありませんが、「こういう言い方や伝え方はしない」という基準をつくることにつながるので、やって損になる作業では無いはずです。
長くなったのでまとめますと、
☆あなたの「好き」を効果的に伝えるには、あなたの「キャラクター」に合った伝え方をすると良い。
→では、キャラクターはどう設定する?
●あなたの特技は何?
●あなたは他の人をどんな良い気持ちに出来る?
→この質問の答えをうまく融合するイメージを考える(ブランディング・アイディア)
→これをより一般的に「性格」や「ポジション」でとらえる(ブランディング・パーソナリティ)。
→それがあなたのキャラクター!!
という感じです。
次回は、このキャラクターを商品につなげるにはどうしたら良いかを考えます。
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