日刊言の葉・Vol.4「試合と勝負」
言い回しで「試合に勝ったが、勝負に負けた」とか「試合には負けたが、勝負には勝った」というものがありますよね。この二つは何が違うのか。今回はそんなことを示唆するセリフから。
黒雪姫「強さというのは、決して結果としての勝利だけを意味するものではないよ」
(アクセル・ワールド 第2話より)
今の日本は結果至上主義のような風潮があるなあ、と思います。私が大学生だった頃、ゼミで同期の子が簡易アンケートをとりました。「あなたは結果と過程のどちらを重視しますか?」という。結果は、圧倒的に結果派の多数でした(たしか3対15ぐらいでした)。私は過程派に入れたので、すごいマイノリティでしたね(笑)
確かに結果は大事です。結果が出なければいけない場面というのはたくさんあります。しかし、そちらにあまりに偏り過ぎると「結果さえ出ていればよい」と勘違いすることがあります。時々、企業の不祥事が報道されますが、あれの根っこにはこの勘違いがひそんでいます。
だからといって、過程に偏重してしまうのも問題でしてそこはバランスが大事なのですが、過程もしっかり追い求めることで長期的利益を手にすることが出来ます。
よく言われている試合というのは短期的でドラマチックな結果論で、勝負というのは長期的で地味~な内容論です。結果が出ているときにはあまり関係ありませんが、ずっと結果が出続けることはありえません。そういうときに地味に効果を発揮してくるのが勝負内容です。これは信頼と言い換えてもいいかもしれません。信頼されている人は困った時に助けてもらえますからね。
不安定で結果が出るか分からない場面にある人ほど、過程を重視し、信頼してもらえるように行動するといいんじゃないかなと私は思います。
確かに結果は大事です。結果が出なければいけない場面というのはたくさんあります。しかし、そちらにあまりに偏り過ぎると「結果さえ出ていればよい」と勘違いすることがあります。時々、企業の不祥事が報道されますが、あれの根っこにはこの勘違いがひそんでいます。
だからといって、過程に偏重してしまうのも問題でしてそこはバランスが大事なのですが、過程もしっかり追い求めることで長期的利益を手にすることが出来ます。
よく言われている試合というのは短期的でドラマチックな結果論で、勝負というのは長期的で地味~な内容論です。結果が出ているときにはあまり関係ありませんが、ずっと結果が出続けることはありえません。そういうときに地味に効果を発揮してくるのが勝負内容です。これは信頼と言い換えてもいいかもしれません。信頼されている人は困った時に助けてもらえますからね。
不安定で結果が出るか分からない場面にある人ほど、過程を重視し、信頼してもらえるように行動するといいんじゃないかなと私は思います。
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○アクセル・ワールドTVアニメ公式サイト
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